夏こそ行きたい「ぬる湯」|車なしで楽しむ長門湯本温泉ひとり旅
暑い季節になると恋しくなるのが、ゆっくりと温泉をを楽しめる「ぬる湯」
今回訪れたのは、「ぬる湯」の名湯【恩湯】がある長門湯本温泉です。
アクセスは少々不便でしたが、車なしでも訪れることができます。
本記事では、恩湯の魅力はもちろん、静かな温泉街で自分のペースで過ごすことができる「長門湯本温泉」へのひとり旅をご紹介します。
夏にぴったりの「ぬる湯」を求めて長門湯本温泉へ
長門湯本温泉「恩湯」今回訪れたのは、「ぬる湯」を楽しめる長門湯本温泉。
なかでも目的だったのは、源泉の上に浴槽が作られている「恩湯」です。
暑さを感じる季節だからこそ、熱すぎない温泉にゆっくり浸かる贅沢を味わいたくて、
ひとり旅へ出かけてきました。
暑い季節になると恋しくなる「ぬる湯」
夏にはぬる湯がいい夏になると、断然恋しくなるのが「ぬる湯」です。
心地よい温度のお湯に身をゆだねていると、体の力がすっと抜けていきます。
暑い季節だからこそ味わえる、この何とも言えない気持ちよさ。
気づけば「また入りたい」と思ってしまうのが、ぬる湯の魅力です。
ずっと気になっていた、長門湯本温泉「恩湯」
長門湯本温泉の「恩湯」は、雑誌で見つけてからずっと気になっていた温泉です。
「恩湯」は「ぬる湯」であることに加えて、源泉の真上にこの施設が建てられている、いわゆる「足元湧出」の温泉なんです。
「足元湧出」の温泉は全国でも珍しく、それだけでも大きな魅力があります。
恩湯は、そんな二つの魅力を兼ね備えた、長門湯本温泉を象徴する特別な一湯です。
長門湯本温泉はこんなところ|静かに過ごせる温泉街
涼しげ!パラソルのある川床恩湯を目的に訪れた長門湯本温泉ですが、実際に訪れてみると、その魅力は温泉だけではありませんでした。
川沿いに広がる静かな街並みや、ゆったりと流れる時間。
気付けば日よけのパラソルの下で、一日中読書をしていたくなるような、ひとり旅にも居心地のよい温泉地でした。
川のせせらぎを聞きながら、ゆっくり歩きたくなる温泉街
川沿いを散歩中に地ビールを頂く幸せ長門湯本温泉は、大きな観光地のような賑わいはありません。
その分、川のせせらぎを聞きながら、ゆっくり散策を楽しめる温泉街です。
週末はカップルや家族連れでにぎわっていましたが、平日になると一転して静かな雰囲気に。
散歩しながら途中のベンチで好きな音楽を聞いてリラックスしたり、地ビールを買って昼飲みもオツ。
「また来るなら絶対に平日!!!」
そう思えるほど心地よい時間が流れていました。
女性ひとりでも、自分のペースで過ごせる場所
お風呂上りのアイスクリームをここで長門湯本温泉の魅力は、温泉だけではありません。
コンパクトな温泉街だからこそ、ひとりでも自分のペースで過ごせる心地よさがあります。
ひとり旅で気になることのひとつが「食事」。
今回宿泊した宿は、ひとり利用の場合は朝食付き、または素泊まりプランのみだったため、夕食は温泉街へ出ることになりました。
温泉旅で毎晩外食をするのは初めてでしたが、温泉の後に街へ出て食事をする時間も新鮮な体験でした。
偶然入った焼き鳥店では、なんと女性店主がカウンター越しに焼き鳥を焼いていました。
安心しすぎて、ランチにも行ってしまいました。
実際に入って分かった恩湯の魅力
恩湯温泉街を歩いたあとは、いよいよ今回の旅の楽しみだった恩湯へ。
実際に訪れてみると、写真や口コミだけでは分からない魅力がたくさんあります。
温度や泉質はもちろん、浴室に一歩足を踏み入れた瞬間に感じた空気感も、その一つでした。
ここからは、実際に入って感じた恩湯の魅力をご紹介します。
荘厳な雰囲気に圧倒
恩湯浴室に一歩足を踏み入れた瞬間、思わず息をのみました
静寂に包まれた空間には、どこか神聖な空気が漂い、自然と背筋が伸びるような感覚に。
その場に立つだけで圧倒される雰囲気があります。
温泉というより、特別な場所に迎え入れられたような、そんな印象を受けました。
目の前で湧き続ける源泉に、自然への畏敬の念
「恩湯」岩の間から源泉が湧出る様子恩湯では、目の前の岩から静かに湧き出す源泉を眺めながら入浴できるんです。
湧きたての源泉にそのまま身をゆだねられるのが、恩湯の魅力です。
これまで全国の温泉を巡ってきましたが、これほど間近で湧き出す源泉を見たは初めてでした。
足元湧出の温泉に入るたび、私は「今この瞬間も大地の奥深くから湯が生まれているんだ」と感じます。
何百年、何千年という時を経てコンコンと湧き続ける自然の力を思うと、思わず手を合わせたくなるのです。
恩湯では、その思いをこれまで以上に強く感じました。
長湯したくなる、39℃の絶妙なお湯加減
恩湯_泉質案内板恩湯の湯温は約39℃。
数字だけを見ると「少しぬるいのかな?」と思っていましたが、実際に入ってみると、人肌よりしっかり温かく、「ぬるすぎる」と感じることはありませんでした。
逆に熱すぎないので自然と長く浸かることができ、その心地よさに気づけば時間を忘れていまったほどです。
ちなみに我が家のお風呂は41℃設定なので、39℃なら普段は徐々に体が冷えてしまいます。
でも、加温・加水をしていない源泉にゆっくり浸かっていると、体の芯からじんわり温まり、気づけば汗がにじんできました。
夏だからこそ味わいたい、まさに絶妙な湯加減でした。なお、冬季は湯温を保つため加温されることもあるそうです。
「恩湯」美・温泉情報
「恩湯」温泉分析表より単純温泉は刺激が少なく、子供からお年寄りまで安心して入れる優しい温泉です。
保湿を促すメタケイ酸は100mg以上だと効果が高いと言われています。
アルカリ性の温泉は石鹸のような「クレンジング作用」があり、肌の汚れや角質を落として、すべすべのお肌へ導きます。
住所:山口県長門市深川湯本2265
電話:0837-25-4100
営業時間:10:00 ~ 22:00
定休日:不定期(HPで要確認)
料金:990円(1日券1,500円)
ホームページ:恩湯
少し不便。でも車なしで行ける長門湯本温泉へのアクセス
長門湯本駅「行ってみたいけれど、なんだか不便そう・・・」
「恩湯」に興味を持ちながらも、そんな思いをずっと持っていました。
実際に足を運んでみて・・・はい!確かに少し不便でした💦
でも、案ずるより産むが易し。
車なしでも何とかなりました。
ここでは、実際に利用したアクセス方法をご紹介します。
車なしでも大丈夫|実際に行ってみたアクセス方法
基本のアクセス方法山口宇部空港からは、幾つかの行き方がありますが、新山口駅までならバスの本数も多いので、時間的に無駄にならずおすすめです。
また、料金的にも、この方法が一番リーズナブルでした。
曜日が限られますが、山口宇部空港から長門湯本温泉までの直行バスもあるので、是非!参考にしてみて下さい。
これ便利!運行バス会社:冨士第一交通
運航日:金・土・日・月
電話番号:0120-39-2030
料金:3,500円
予約:必須
予約方法:Web又は電話 **Webは会員登録が必要です
実は、行きにとんだハプニングが・・・。(なので、次回は日程が合えば往復直行バスが理想だと実感しました。)
少し不便。でも、それでもまた行きたい温泉街
通常は特に難しいルートではないのですが、今回の旅では思わぬハプニングが・・・。
前日からの大雨の影響で、在来線が運休。
新山口から厚狭までは新幹線で順調に移動できたものの、厚狭から長門湯本へ向かう代行バスまで、まさかの運転見合わせになってしまったのです。
まさかの運転見合わせ!「ここまで来たのに行けないかも……。」
タクシーの選択肢もあるけど現実的ではなく、どうしようかと途方に暮れてしまいました。
でも、ひとり旅をしていると、思いがけず誰かの優しさに助けられることがあります。
今回も、現地の方に路線バスでの行き方を教えていただき、不安な気持ちが一気に軽くなりました。(最終的には14時50分発の便から運行となり、事なきを得ました)
本当にいつも思うのですが、一期一会の出会いに「感謝」しかありません。
なので、ここで教訓。
2.万が一に備えて、路線バスのルートも調べておくこと心強い。
と、ここまで読むと「やっぱり不便そう」と思われるかもしれません。
でも、これは台風による特別なケース。
通常であれば問題なくアクセスできるので安心してくださいね。
少し時間はかかりますが、その先には「来てよかった」と思える温泉が待っています。
だから私はまた、あの静かな温泉街に行って、恩湯に浸かり、何もしない贅沢な時間を過ごしたいと思っています。
ぬる湯を楽しむひとり旅なら、長門湯本温泉という選択
恩湯脇の竹林の小径今回の旅では、恩湯のぬる湯を楽しみに長門湯本温泉を訪れました。
実際に過ごしてみると、印象に残ったのは温泉だけではありません。
静かな温泉街を歩き、疲れたら川沿いのベンチでそよ風に吹かれ、誰にも気を遣わず自分のペースで過ごす時間。
そのすべてが、この旅を心地よいものにしてくれました。
最後に、そんな長門湯本温泉の魅力を振り返ってみたいと思います。
ぬる湯だから出会えた、ゆっくり流れる時間
涼しげな風鈴の音に心から癒されるぬる湯の魅力は、ただ「温度が低めで入りやすい」ということではなく、時間の流れそのものがゆっくりになるところにあると感じました。
熱すぎないからこそ長く浸かり、湯の中でただぼんやりと過ごす時間が生まれます。
体をじんわりと包み込むような心地よさの中で、仕事や日常で抱えていた小さな疲れや気持ちのざわつきが、少しずつ落ち着いていくようでした。
忙しい毎日では、頭を空っぽにする時間を意識して作ることは意外と難しいものです。
だからこそ、ぬる湯で過ごすひとときは、私にとって何より贅沢な時間となりました。
何もしない贅沢が似合う温泉街
温泉の後はパラソルの下でちょっとだけお昼寝長門湯本温泉の魅力は、恩湯のぬる湯だけではありませんでした。
恩湯でゆっくりと源泉に浸かり、静かな温泉街を気ままに歩き、疲れたら川沿いのパラソルの下でひと休み。
そのままひとときの眠りについてもいい。
そんなふうに予定を詰め込まず、その日の気分で過ごせる心地よさがありました。
観光地を効率よく巡る旅とは少し違う、何もしない贅沢を楽しむ旅。
そんな贅沢が自然と似合うのが、長門湯本温泉という温泉街なのだと思います。
そして、それは「ひとり旅」だからこその醍醐味なのかもしれません。
ひとり旅+長門湯本温泉=最高!
次、どこいく?



